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今年の夏のための帯地の一部をご覧ください。中央は栗山紅型の麻九寸です。柄に魅力を感じて求めました。両端は捨松さんの八寸夏帯です。絣りで織っていまして、なんとも風情を感じ、惹かれました。珍しい試みですよね。小千谷、夏結城、夏大島・・・などに合わせていただいていかがでしょう。お召しになるご当人は暑いことに変わりはありません。見る人へのさりげない涼感のサービスでしょうか。考えてみますと、日本人の季節とともに生活を楽しむ豊かな感性に育てられてきた一つの文化でもありましょう。昨今の状況を見るにつけ、いろいろ考えさせられています。ブログでもすこしは愚見を申し上げたいと思っています。とくに、機屋さん方はお読みいただいていることも聞いています。面と向かっておっしゃれないこともあるでしょう。わたしの考えの足りないところ、また、反対のことなど、投稿していただければ実際にきものをきていただいている方々に作る人の考えや現状が伝わると思います。
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証紙番号200代のいい機屋さんの六通名古屋帯2点と藤井さんの絞り名古屋です。織の名古屋は7点入っていたのですが、2点になりましたがいい柄です。織機ですが糸使いが上質の糸を使っていますので、締めていただいても柔らかく、お茶の方々におすすめいたします。業界もすっかり小さくなりまして、機屋名は伏せて・・・とかインターネットは出さないで・・・といった条件つきのものが多くなっています。中央は藤井さんの絞り名古屋です。伊と幸さんの生地です。品の良い綸子地の名古屋帯です。
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お年玉の続きです。アップでご覧いただきましても、いい仕事がしてございます。
どうぞお楽しみください。
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久しぶりに藤井絞りさんからお年玉が届きました。絞り名古屋が6点、着尺が1点です。あっというほど安くしていただきました。お締めいただいてきっと楽しくなり、話題になる帯たちです。柄をお楽しみください。
この柄はきものです。コートとしてお使いいただくととても素敵なコートになると思います。
お太鼓の一部をアップしてございます。全体の雰囲気は上の写真でご覧ください。
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丹後の生地を使い友禅で染めた長襦袢です。柄は七福人。織は揚柳ですから肌さわりはさらりとした感じです。いい生地です。新春らしいおめでたい柄です。地色は三色です。右端はピンク、中央はベージュ、左端はブルーです。
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琉球紅型は強い太陽光の下でも負けない力を持っています。型染めなのですが、褪色を防ぐための染料に秘密があると思います。
琉球紅型の感覚は京都で研究され、日差しの穏やかな地方に合う色彩感覚で染められています。琉球で染められたものを拝見しますと、やはり一味違います。それが琉球の魅力でもあります。顔料は染めるというより生地の上に乗せる・・・といった感覚です。褪色は大幅に少なくなります。
証紙があることはとてもいいことだとは思いますが、証紙が無くとも本物の見分けがつかないと、プロとしては失格です。流通の人間の発言に信頼性がありません。いま、西陣でも一人で独立して独創的な帯地を織る人が多くなっています。組合に属していませんから証紙はありません。わたしたちがお客様方に訴えて、お求めいただくことで彼らを育てることがとても大切なことです。
品質は抜群です。柄がすこしバタくさいですね。いわゆるキャラクター商品として開発されています。出荷の値段から類推しますと高いものでしょう。名古屋帯の値段ですので、柄がお気に召すとお買い得です。
わたしが注文で染めてもらおうとしている染め屋さんの一軒明田さんです。このきものは蝶をテーマに、柄が全部上を向くように作られている、小紋でありながら付け下げの中身という凝った染めです。新年のお年玉として明田さんのサービス品です。
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左端はしょうざんの生紬の素材に柿渋で染めた染め帯です。柄を決めてから上がってまいりますのに2カ月かかりました。中央は京組紐で使います綾竹で組んだ八寸の帯です。右端は河崎晴夫さんの黒地袋帯です。
しょうざんにはこの柿渋染めと絞りで表現した生紬の帯があります。絞りの方も実に魅力的な帯地を作っています。製作の点数がとにかく少ないので、ゆっくりとした気持ちでなければつきあえません。
二年前から口説いていました。ようやく一点作ってもらえました。京組紐に綾竹を使うのはわたしが十代のころから知ってはおりました。家業のつづれとは親戚になる織り方ですから、その技法などは父が話しているのを聞いていました。組紐で帯を製作しますのはひなやさんがあまりにも有名です。ひなやさんは大手ですし、わたしの希望を聞いてくれることはありません。こちらは一人でこつこと作っておられます。月に頑張って弐本組むのが精いっぱい・・・と言われていました。わたしはコストの面から月に参本組めるようになったらお願いしたい・・・と希望していました。まだ弐本しか組めないのだそうですが、とにかく承知してもらいました。使っています糸は群馬県産です。練り糸の柔らかな糸質です。群馬県産・・・と申しますくらいですから、現在の日本の糸の生産がどのようになっているか・・・想像がつきますね。
河崎晴夫さんの作品です。この帯地も注文で織っていただきました。半年ほどまったく手に入らなかったのですが、写真で過去に織った柄を拝見して黒地で織ってもらいました。たきちらしい柄ができました。
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春のための品の良い小紋です。中央と左は西原さん、右が雅さんです。アップの写真をごらんください。西原さんは摺り染めです。何気ない経て縞なのですが、摺り加工は味わい深いものがあるとおもいます。いずれも糊を伏せた後、引き染め加工です。両端は単衣などにおめしいただきますとさわやかななかに摺り加工が重みを添えるとおもいます。
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左は雅さんのブドウ唐草・中央は珍しい墨流しの名古屋帯・右は秀峰さんのロウケツ地紋起しです。
雅染工さんはいまとても注目しています。きちっとした仕事をしてもらえる数少ない染め屋さんの一軒です。生地の吟味から職人の仕事の質の高さ・・・喜多さんと並んで染めてもらいたい染め屋さんです。
秀峰さんの地紋をロウケツで手描きした小紋です。秀峰さんはこの分野では断然のトップの評価をされています。わたしも30年くらい取り扱ってまいりました。手間のかかった高価な小紋です。先日の摺り染めの小紋と同様、凝りすぎて着にくい・・・といった感覚になってまいりました。この柄は淡白な感じに染め上がっていますから、すこし重いイメージはありますが気軽に着ていただけるのでは・・・と思います。
紋羽二重に墨流しの染め帯です。全通ですから柄の出方など気になりませんし、気軽にお使いいただけるとおもいます。飛び柄の大島などにはとても合うように思います。
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左端は喜多さんの染め工房にお願いして染めてもらった小紋です。中央は丹後の紋紗に紬糸を少し入れた単衣から夏のための紋紗です。右端はおび弘さんに発注して織ってもらった袋帯です。
わたしが染めを注文して染めてほしいとお願いするような染め工房は数軒になりました。以前から口説いていました喜多さんがやっと重い腰をあげてくれました。このような柄はシルクスクリーンで染まるのですが、染め味がまるで違います。このへんの染めものが市場から駆逐されてしまいました。悪貨が良貨を駆逐する典型例だと思います。印刷でも似たようなものがあるのに・・・・とおっしゃられるかもしれません。でも、そのプリント系に魅力がなくなっての今日でもあるのです。量産品より2割高くつきました。生地は大塚を使い魅力ある小紋になったとおもいます。たきちの自信作です。
丹後の紋紗です。もっともすこしキズありで入っていますから格安です。単衣の無地として開発していますが夏にもお召しいただけます。重さが670gありますから、ちりめん並みです。色はたきちで好みました。白生地がございますからどのような色にでも染まります。単衣の無地は面白みがなくて魅力が無いと思っておられるでしょうか・・・丹後ではいまの季節感に合わせて涼やかな単衣のための織物を開発しています。
あたらしい感覚ですね。二柄見せていただいた時にはしばらく考え込みました。魅力はあります。しかし・・・ね。おび弘さんが作られのですから、織にはそれだけの仕事がしてございます。しかし、高い・・・ですね。注文から1か月半かかって届きました。いぜん山城さんにうかがって蔵からたくさんのデザインを出していただいて半日かかって柄と配色を決めて織ってもらったことを思い出します。それでももっとおとなしい柄でした。わたしの時代は去り若いひとの感覚で進行してゆくようになって参ります。
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