御きもの処たきち 旦那のブログ
市場の規模
Friday, April 23 2010 09:21
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きものの業界って一体どれほどのものなのでしょうか?統計に表れる生産額は一兆円もありません。でも、染め、洗い張り、仕立て、浸み抜きなどかかわりのあるものを含めて、数兆円になるだろうと言われています。とってもおおきな市場なのです。わたしなどは大海に浮かぶ芥子粒の一つにすぎないと実感します。ただ、そのようなありかたがきものの持つ必然性のような気がするのです。大工場で規格で生産されて・・・ではなく、極限の小ロット多品種生産がもっとも望まれているのではないでしょうか?そのためには家業的な体質が個性的な一つずつのきものや帯を、もっとも低コストで、きめ細かく提供できるのだと・・・芥子粒の一つといたしましては信じて今日までまいりました。生産はもっと少なくなるといわれています。魅力あるきものがどのようなところから生まれてくるのでしょうか、楽しみにしています。

 
石神井公園、三宝寺池の夕景
Thursday, April 22 2010 08:59
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夕方の石神井公園です。朝もとてもいいです。昨日はとてもたいへんでした。のれんの出ていない時間から昼過ぎまで昔からの知り合いの問屋さんが見えて、帯とお召しの原価についてどんなものだろうと・・・なんとなくおかしい・・・と思っての相談でした。ようやく問題の核心に気付かれてこられたようです。組織と手間、糸の相場と加工のプロセスなど話し合い、2~3の機屋さんを紹介させていただきました。柄も品質も素晴らしいものでした。研究して高すぎないコストで提供なさればわたしだって欲しいものでした。昼食の間もなくデパートに出品中のメーカーの方です。こちらはプロ中のプロ、一流です。デザインがどうしてもいまひとつ・・・と感じるんだけれど打開の方法は?共通の悩みとしての話です。時間を忘れていました。きものには数百年の歴史がありますから伝統の重みをいつも感じています。その重圧を乗り越えて新しい感覚を打ち出して欲しい・・・人材だとおもいます。

 
小さな変化
Tuesday, April 20 2010 13:48
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いま流通が変わろうとしています。デパートも専門店も作っているところと直接の取引が多くなっています。まだ小さな動きですがお客様がたの評価が定まればもっと増えてゆくでしょう。わたしはデパートさんにはもっと頑張ってもらって昔日の信頼性と権威を取り戻してほしいと願っています。デパートは強い横綱であってほしい・・・  対して個性をもった小結や平幕が懸命に技をみがいて倒そうとする・・・  そのようにして良質の競争が維持されると思うのですが・・・  かってバブルが崩壊したとき、最初の人員整理の対象になったのは高級のベテラン社員でした。いま再び同様のことがおきていると聞きます。当時いろいろ教えていただいた尊敬する番頭さんたちが多くおいででした。単なる知識ばかりでなく、人から人へ接してしか伝わらないものがあると思うのですが・・・  こころに残ることです。

 
家業と企業
Monday, April 19 2010 10:31
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家業と企業。かんたんに分けられる規範があるわけではありません。単純に家業は代々つづくことを目的にしていますから、目先の利を追うことが最大の関心事ではありません。ときどき思うのですが、日本の中小企業の生き残る道はオンリーワン企業になること・・・といわれます。きもの業界も同じ体質なのではないかと・・・どこにも負けない魅力ある作品を作れば、きっとあらそってお求めいただけるでしょう。ある老舗の機屋さんの蔵から出していただいたデザインのすざましい量を拝見して、ここに文化財が眠っていると感じました。売るためのテクニックに体力時間を使うより、もっと腰を落として足元を見つめることも必要ではないのでしょうか。

 
振袖
Sunday, April 18 2010 07:32
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目にもあでやかな振袖。この振袖を染めるメーカーがごく近年中に2~3社になるだろうといわれています。手描きや絞りなど手作りのものは少数作られてゆくと思いますが、量産メーカーは寡占体制になるようです。全国の振袖が数百の柄しかないのでは魅力がなくなってしまいましょう。求めて一生の思い出に・・・とはおもっていただけなくなるでしょう。現在の貸衣装ブームはそのさきがけだとおもいます。その反動と申せましょうか、手描きの振袖の注文が昨年くらいから多くなっていると聞いています。コストも下り、流通の経費分が必要ありませんから型染めより安くなったのです・・・と染めやさんの話です。きものは高度成長の時代にメーカーの多くが企業化しました。それまでは家業としての体質を保っていたのですが、大量の需要に企業化せざるを得なかったのが実情です。自分しかできないものを作れる特色を持った小さなメーカーが沢山あることが良質の競争を生んで、活力のあるきもの業界を作って行く・・・わたしはそれが一番いいありかたのように思っています。

 
流通の変遷
Saturday, April 17 2010 10:14
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写真はいせ辰さんの風呂敷です。先日お願いしましたら、昨年から値上げしました・・・とのことでした。いまどき珍しいことですので詳しくお話をうかがっていました。生産者の方や流通の方々から毎日のように新しい情報を聞きます。今は混沌としているようですが、ある方向へ激動しているともとらえられます。すこし整理してみたいと思います。

 
吉沢与一作の絞り紬
Saturday, April 10 2010 10:25
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先日、このきものをお召しになっておられたのが印象的で、今日はお出かけに、お願いしてお召しいただきました。作家ものとはいえ・・・という気持ちがあったのですが、白のつかみ絞りがよく利いてアクセントになっています。きっとお子さんお孫さん・・・と三代くらい愛用していただけるとおもいます。ご近所にお住まいで、家族ぐるみおつきあいさせていただいています。

 
小さなお客様
Wednesday, April 07 2010 08:38
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ときどき見えるのを楽しみにしています。ようやく慣れてもらって、近くに寄ってくれるようになりました。育児を拝見していますと、母親の役目の大きさを今さらながら考えさせられます。

 
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