小西一珍さんのこと
Monday, March 15 2010 15:47
There are no translations available.

一珍紺地アップ.jpg

京都府与謝郡野田川町加悦(かや)。いまは表記が変わっていますが加悦は白生地の機屋さんの中で最も良い品物を織る地域として知られていました。寿光さんも加悦を本拠地としておられました。小西さんもその名門の一人です。白生地でなく染で生きようと考えられ一珍染めを選び、納得のゆく作品が出来るまでにはずいぶん投資なされたと聞きました。一派を立てるだけの人ですから強烈な個性で問屋や呉服屋さんをリードしておられました。わたしも加悦まで伺い、染めの難しさは充分に納得いたしました。中でも高松塚古墳の壁画をモチーフになさったタペストリーは心に残っています。日本を訪れる外国の賓客の方へのお土産として素晴らしいと思いました。残念ながらそのときには値段で折り合えず、その後ある人を介して頂戴する運びになりました。直接ですと必ず衝突するから・・・と緩衝帯を設けていただいたしだいです。三年くらいまえに亡くなられ、会社もその後なくなったのですが作品が残っていましたので今日まで私も魅力があってすこしづつ在庫にしていました。自分の年齢も考え、小西さんの一珍ももう終わろう・・・と思います。

 

コメントを投稿

お名前:
Title:
コメント:
  The word for verification. Lowercase letters only with no spaces.
画像に表示されている文字列を入力:
© 2012 御きもの処 たきち
This is a free joomla template by funky-visions.de
FVTECHBLOG0808