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Sunday, March 07 2010 16:01 |
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昨日は吉祥寺のデパートのリサイクルきものの売り出しを家内ともども拝見してまいりました。(写真はそれとは関係の無いたきちのリサイクルの棚ですが)リサイクルのきものは私たちとは補完の関係です。良質のリサイクルが皆様に愛用されて、きものの魅力を感じていただくことはありがたいことです。業者間の情報は聞いているのですが、昨日はとても好感を持って見せていただきました。価格も安く、シミなども無く、良質なきものたちだとおもいました。小紋や紬など普通のものは価格も安く、十分に着ていただけるでしょう。やはり問題はサイズだと思います。大島などの優れたものはそれなりのようですが、訪問着や紬はもっとみなさま関心を持ってみていただきたいと思いました。
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Wednesday, February 24 2010 11:17 |
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写真は山口さんの六通唐織名古屋帯です。さすが織りの重さ、格調とも特級品ですね。今日は写真とは関係の無い話です。この一週間くらい、多忙で悩み深い日々をすごしていました。予想はしていたのですが、たいへんな業界の変化の早さに少し戸惑っています。せめて20年若くありたい・・・と心から思っています。流通の部分の変化にとどまらず、製造の部分まで巻き込んだ大きな構造の変化の只中にいる感じです。数年かかると思っていた変化が1~2年で終わるかもしれません。多分、お客様方は、安心してお求めいただける時代がまもなく来るように思います。ともかく、今日一日、安く入ったものは安く、機屋さんから入ったものは、手数料を頂戴して・・・着ていただく方にとっていい手足でありますようつとめることが最上の一日と思っています。
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Friday, February 19 2010 14:47 |
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先日上野で芸大の漆芸科卒業修了作品展を拝見していました。写真を掲載のお許しを得て、up させていただきます。ご両親とお姉さんと共に・・・右端が作者です。題は「夢の夜」。大作でした。お姉さんはバイオリニストです。お姉さんのバイオリンにわたしはやや"追いかけ"に近い状態です。ときどきミニコンサートを催されます。私たちの世代は、大きなホールでの音楽界は機会も多かったのですが、室内の感覚で聞くことは滅多にありませんでした。バイオリンを手に持ったことも無かったのですから。3月20日には荻窪で30名くらいのサロンコンサートを催されます。シャコンヌも演奏項目に入っています。
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Tuesday, February 16 2010 11:27 |
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生地の紋様をそのまま柄染めにいたします。織られている生地の柄の輪郭を蝋で伏せます。この後がなかなか見ものです。色を挿してゆくのですが、私なんかにはでたらめに挿しているように見えるのですが、染め上がると全体のバランスは見事にとれています。頭の中にイメージがあるのでしょうね。地紋自身が繰り返しで織られているのですが、色挿しは同じ地紋なのに違う色が挿されています。職人の芸の一つの見せ場でもあります。
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Sunday, February 14 2010 09:54 |
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いい仕事の縫い紋です。特徴の一つは葉脈を白糸にしたことです。普通は金糸を使うのですがあまり金を使いたくないとのお客様の意向で家内が白糸ではどうでしょう・・・とIさんに提案し、実現しました。いい縫い紋になったと自画自賛しています。
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Thursday, February 11 2010 09:33 |
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反物の端にときどきこのような剣先注意の断りが貼ってあります。12メーターの長さのある生地を染めるには15メーターくらいの広さが必要です。狭くても染めることが出来るよう、型板の裏側も使うと6メーターの広さでも染めることが出来ます。その折り返しのところを剣先といい、型の継ぎ目が出ても傷ではありません・・・と慣例で合意しています。裁ち合わせのとき注意しませんと継ぎ目が思わぬところに出ることがあります。この染めは2尺の型紙を使った送り(小紋)です。摺りで5枚の型紙、引き染め2度ですから重い染めです。このように見てまいりますと、染めの吟味も楽しく、慣れると一目でわかるようになります。染めの迷路に入ってしまいますよね。
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Tuesday, February 09 2010 09:09 |
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引き染め以外でもいいそめものはあります。写真は北川さんの小紋です。色数からみて5枚くらいの型紙を使っています。それぞれの色を型紙に従って伏せた後、地色の糊をへらでしごいて乗せます。棒状のへらでしごきますのでシゴキと呼びます。引き染め以外は安価な染め・・・というわけではありません。引き染めは布を引っ張って10~15分くらいで引ききらないと端と端では色がちがってしまいます。やはり微妙で難しいとは申せます。染め上がりを頭の中でイメージしてとりかかりませんと途中でしどろもどろになります。(わたしがそのようになりました)小さいものから練習して次第に大きなものでも頭に入ってきます。このようなしっかりとした染め屋さんは生地も吟味しますからブランドもあわせて考えることも必要です。
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Monday, February 08 2010 09:39 |
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先日、生地の見方についてお訊ねがありました。これは難問でございまして、わたしども業者も全部判るなどとは申し上げれません。反物を手に取ったときの感触で、ほぼ判断できますが、わかりやすい裏技(というほどのことではありませんが)を申し上げます。写真の反物は菱健さんの単色の小紋です。江戸小紋と同じ染め方です。ひだりの無地場が二色に分かれています。染めの端に滲みがあり刷毛で染めたことがよく判ります。この染め方を申し上げますと、最初うすい色を刷毛で引き染めいたします。その上に型で糊を置き、濃い色を引き染めいたします。引き染めはコストも高くつきます。わたしの経験上、引き染めをしたきもので粗悪品は無いと思います。さらに、加工の重いきもので質の悪い生地を使うこともありません。染が良ければ生地もまず良質と思っていただいてよろしいでしょう。ひとつの目安として活用ください。
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